Solaris Tips

rgeでサポートされていないRealtekの蟹GE NICを使いたいとき

GIGABYTE GA-MA78GM-S2HのオンボードPCI-E 8111CはOpenSolarisでは認識されますが、Solaris 10 Update 6では認識されません。とりあえず認識されるようにちょっとおまじないをします。

# /usr/sbin/add_drv -n -v -m '* 0600 root sys' -i "pci10ec,8168" rge
# touch /reconfigure
# reboot

# ifconfig rge0 plumb
# ifconfig rge0

rge0: flags=1000842<BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,IPv4> mtu 1500 index 2
        inet 0.0.0.0 netmask ff000000 broadcast 0.0.0.0

無事認識されています。アドレスを割り当て、通信してみると通信できるようです。

通信しているとたまに通信ができなくなることがありますが、そんなときは、

# ifconfig rge0 down
# ifconfig rge0 up

で、通信が復帰します。適当に監視してだめならdown/upするようにしとけばなんとか使えます。

Realtekの蟹GE(rge)でうまく通信できないとき

同じrgeでもハードウエアチェックサム機能が動かないNICがあるようなので、その機能を無効にします。
GIGABYTE GA-MA78GM-S2HのオンボードPCI-E 8111Cはいまのところこれを設定しないとうまく通信できません。

/etc/systemに1行追加しリブートします。

# vi /etc/system

set ip:dohwcksum = 0

PROMISE Ultra 100 PCI IDEカードを使いたいとき

最近のSolarisであればeepromで認識させます。

# eeprom pci-ide=pci105a,4d33
# touch /reconfigure
# reboot