FreeのSecondary DNSを使う


自宅でDNSサーバを運用していると、悩むのがSecondary DNSをどうする かです。そんなときに使えるのがFreeのDNSサービスです。FreeのDNSサービ スはいくつかありますが、サービス内容は少し差があるようです。 そんなFreeのサービスのなかでも使いやすそうな以下のサービスで Secondary DNSを構築してみます。


EveryDNSを使う

ユーザインターフェースはあんまり直感的ではないですが、まぁ、それ なりに使えます。
使用自体は無料ですが、寄付は歓迎だそうです。

サインアップ

まずWeb Siteにアクセスして使いたいユーザ名、メールアドレス、パス ワードを入力してサインアップします。

Sign Up

ログイン

ユーザ名、パスワードを入力してログインします。

Login

Primaryの設定変更

ゾーン転送ができるようにPrimary DNSの設定を変更します。

zone "example.jp" {
        type master;
        file "master/example.jp.zone";
        allow-transfer {
                64.158.219.3; // axfr.everydns.net
        };
};

Secondaryの設定

Add new domainにドメイン名を入力します。
advanced optionsのMakeのラジオボタンをチェックし、Primary DNSサーバ のIPアドレスを入力します。 advancedのボタンを押します。

Create

設定の確認

設定したドメインがSecondary Domainsにあるか確認します。

View

設定の反映

Secondary DNSサーバとして以下のサーバを登録します。

ns1.everydns.net
ns2.everydns.net
ns3.everydns.net
ns4.everydns.net

XNameを使う

ユーザインターフェースは分かりやすいです。

サインアップ

まずWeb Siteにアクセスして使いたいユーザ名、メールアドレス、パス ワードを入力してサインアップします。

Sign Up

ログイン

ユーザ名、パスワードを入力してログインします。

Login

Primaryの設定変更

ゾーン転送ができるようにPrimary DNSの設定を変更します。

zone "example.jp" {
        type master;
        file "master/example.jp.zone";
        allow-transfer {
                195.234.42.1;  // ns0.xname.org
                87.98.164.164; // ns1.xname.org
                92.243.14.172; // g1.xname.org
        };
};

Secondaryの設定

Zoneにドメイン名を入力し、ラジオボタンでSecondaryを選択します。

Create

設定の確認

設定したドメインの設定を確認します。

View

設定の反映

Secondary DNSサーバとして以下のサーバを登録します。

ns0.xname.org
ns1.xname.org