ドイツ観光の最大の楽しみといえばそれはアウトバーンを走ることです。
今回、BMW4シリーズグランクーペを借りてミュンヘンからシュトゥットガルト、フランクフルトを経由し、ベルリンまで総距離1500kmくらいを走りました。
アウトバーンは速度無制限で有名ですが、全域で無制限なわけではなく、いたるところに速度制限区間があります。速度制限区間では最高速度が130km/hになりますが、制限速度違反の取り締まりが厳しいので制限速度には絶えず気を付けて走る必要があります。
さて、肝心の速度無制限区間ですが、簡単にべた踏みでいけるかというとこれがそうでもないんです。
一番左車線が本当に無制限で走る人用の車線のようで、まぁ、空いてることは空いているのですが、左から2番目の車線を走っている車と速度差が大きく、車線変更してくる車に絶えず気を付けなければなりません。これが大きな緊張の一つです。
それに、私はながらく右ハンドル車を運転してきたので、左ハンドル車の運転はまったく慣れていません。だから、右ハンドル車より高速度域の緊張感が半端なく大きいです。だから、なかなか全開までいけない。
BMWは自主規制として250km/hで速度リミッターが作動するようになっていますが、結局、リミッター作動まではいきませんでした。
というわけで、私のアウトバーン初体験は不完全燃焼で終わってしまいました。今度は右ハンドル車でトライしてみたいものです。
それにしても、これだけのインフラ、走行に際し料金は無料ですからね。日本とは環境が違いすぎます。