ldapmodifyのOther errorでエントリーの更新ができないとき

投稿者: | 2022年1月20日

ldapmodifyで以下のようなエラーが出ることがあります。

modifying entry "cn=XXXXXXX,ou=XXXXXXX,dc=example,dc=com"
ldap_modify: Other (e.g., implementation specific) error (80)
additional info: entry update failed

なんらかの理由でエントリーが更新できなかったということを示していますが、この表示ではその理由がよくわかりませんね。

こういうときはまずデータベースのサイズを見てみましょう。

ls -l /var/db/openldap-data/example.com/data.mdb

ファイルサイズが10MB程度のサイズになっている場合はサイズ制限に引っかかっています。
OpenLDAPのMDBのデフォルトサイズは10MBであるため、デフォルトサイズから変更していない場合はサイズを拡大します。

dn: olcDatabase={2}mdb,cn=config
changeType: modify
add: olcDbMaxSize
olcDbMaxSize: 20971520

20MBにしてみると今度はエラー無くエントリーの更新が出るようになります。

カテゴリー: LDAP

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